学園だより第28号 私の研究室

“化学者C助教授の一日”の真相


C助教授

 勘違いされている方がおられると聞いたので最初にお断り申し上げておく。筆者の武田 清はC助教授ではない。モデルにもなっていない。事実私は助手であり,C助教授は助教授なのである。蛇足ながら,当然給料は向こうの方がはるかに多い。また私の娘はまだ2歳で,もし彼女が私に弁当を作ってくれたら,私はテレビ局に売り込みに行くであろう。“2歳以下弁当作ってうまかったら100万円”に出て大金をせしめることができるかもしれない。

2001/07/04補足
上の文章では私は助手であると書いたが,恐ろしいことにその後私自身も助教授なる身分になってしまった。いつまでこの身分でいられるのかはよくわからないし,特に日本の大学で昇任するというのは,給料こそわずかに上がるものの,別の仕事が大量に廻ってくるようになるということであるから,よく考え直してみないとよいことかどうかわからない。私についていえば...コメントは差し控えておこう。ちなみに当時2才だったわが家の娘は無事に成長を続け,今では小学1年生である。しかしながら,彼女が私に弁当を作ってくれる日は,まだしばらくはやってきそうにない。どこかで,”娘の弁当,父親が作ってうまかったら200万円”という企画はやっていないだろうか。

2001/07/04補足2
これを読んでいる人にはどーでもいいことだろうとは思うのだが,わが家では1998年夏に次女が生まれた。


“化学者C助教授の一日”に戻る